野菜のカードを集めて得点を競おう!
「ポイントシティ」のシリーズ作品でとても遊びやすいボードゲーム。
2025年4月現在、日本語版が売り切れ中という残念な状況です。
BGAで遊んでみた結果、ぜひ再販してほしいと思える面白いゲームでした!
ポイントサラダの基本情報
| タイトル | ポイントサラダ(Point Salad) |
|---|---|
| テーマ | 食べ物 |
| 参加人数 | 2~6人 |
| プレイ時間 | 15分-30分 |
| 対象年齢 | 14歳から |
| 拡張版情報 | なし |
遊び方
カードのみで遊ぶ、とてもシンプルなゲームです。
カードには6種類の野菜のイラスト面と、お皿のイラスト面があり、お皿面には「コレとコレを集めたら〇点」というような得点パターンが書かれています。
「トマト1枚ごとに2点」とか、「トマトとキャベツとニンジンの1セットごとに8点」「トマトが最多だと10点」などです。
お皿(得点パターン)は1枚とて同じものはなく、すべてユニークです。
ゲームの進め方もめちゃシンプルで、まず盤面に3つに分けた山札を、お皿面を表にして置きます(プレイ人数によって枚数は異なる)。
そして、そこから2枚ずつ表(野菜面)にして3×2の盤面を作ります。

自分の手番になったら、お皿(得点パターン)を1枚だけ取るか、野菜を2枚取って自分の手前に並べていきます。
野菜を取ったら、同じ列の山から盤面に補充します。


盤面からカードを取った後、毎回、自分の手元にあるお皿カードを1枚ひっくり返して野菜カードにするかどうかを選択できます。お皿カードは、ひっくり返すと何の野菜になるか?がわかるように野菜のイラストがついています。

これを繰り返していって、盤面のカードがすべてなくなったらゲーム終了。
得点計算をします。
感想
| 評価 | 7.5/10 |
|---|
好み:3/5 +
遊びやすさ:4.5/5
※当ブログのボードゲーム評価基準はこちら
野菜の集めて得点を伸ばす、というごくごくわかりやすいテーマで、とっても遊びやすく面白かったです! 遊んでるだけで野菜をたくさん食べた気になってなんか健康的になった気がするというある意味危険なゲーム。野菜食べろ!
野菜がテーマで親しみやすいので、ゲームに慣れていない人でも遊びやすそう。どうでもいいけど、海外のタマネギのイメージカラーはムラサキなんですかね・・・?
得点パターンと野菜が裏表になっていて、盤面の野菜カードを取ると、取得できる得点パターンがどんどん変化していくのが面白いです。
野菜をうまく集めて高得点をたたき出せるとめちゃ楽しい! 脳汁、もといフレッシュな野菜の果汁がドバドバです(謎)
当然、相手が集めているカードもすべて見えていますので、「あのお皿をあの人に取らせるとやばいな、ひっくりかえしちゃおう」「あの人トマト集めてるなぁ。かといって自分はトマト要らないんだよな・・・どうしよう」などなど悩みどころも満載。相手の欲しい野菜やお皿を取らせないようにしたいところですが、自分も自分なりに得点を伸ばしたいのでなかなかうまくいきません。
得点パターンには、ある野菜を取るとマイナス点になってしまうものもあり、最後に残った野菜次第ではマイナスを食らうことも・・・。「タマネギはいらない、タマネギは、タマネg・・・ギャー!」
ゲームのメカニクスとしては、セットコレクション(特定の組み合わせで得点)とオープンドラフト(場にオープンされたカードを取る)のお手本といった感じで、プレイ感も軽くサクサクできるのが大変良いですね。
6人まで一緒に遊べて、カード枚数もそのたびに調整され、何人で遊んでもターン数は同一になります。
色々とちょいどよい軽量級!
ただし、現在入手難なのが残念なところ。
言語依存はほぼないので、個人的には海外から輸入しても良いかなあと思ったりもしています。
販売状況
スリーブ
ポイントサラダのカードサイズは88mm×63mmです。108枚あります。
