インカの黄金 再発掘 | チキンレースの名作がミニ拡張入りで再登場【小箱レビュー】

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とっても遊びやすい名作「インカの黄金」が、2024年にミニ拡張入りで再版! イラストも一新され、ますます遊びやすくなったチキンレースゲームです。

テーマ:

メインメカニクス:

目次

インカの黄金 再発掘の基本情報

タイトルインカの黄金 再発掘(Incan Gold)
テーマ発掘
参加人数3~8人
プレイ時間30分
対象年齢8歳から
拡張版情報なし
参考元:ボドゲーマBoardGameGeek 2025年4月9日現在

遊び方

全プレイヤーは「探検続行」「帰還」の2枚のカードを持ちます。

また、各自三角テントを1つ持ちます。自分の得点である宝石数を他のプレイヤーから隠すためです。

ラウンド開始時に、山札をよく混ぜ、中央に置きます。
ゲーム開始! インカのお宝求めて、探検にGO!

山札から1枚カードをめくります。

宝石カードだったら、宝石をプレイヤー人数で等分し、各プレイヤーのテントの前に置いておきます。
割り切れない宝石は、カードの上に残しておきます。

ただし、探検には危険がつきもの。
山札の中には、障害カードが5種類×3枚入っています。

このうちの1種類が2枚出てくると探検失敗となり、ラウンド終了。それまでに分けた宝石も全部箱に戻さなければなりません。

次の山札をめくる前に、全プレイヤーは「探検続行」か「帰還」を選び、一斉にオープンします。

探検続行を選んだプレイヤーは、そのまま探検を続けます。

最初のうちは、1枚も障害カードが出ていないのでたいていの場合は「探検続行」をみんな選びがち。どんどん山札をめくっていきます。

ただし、だんだんと障害カードも増えてきます。

そろそろ帰還を考え始めるころ・・・。

お! いよいよ、2人が帰還を選択。
帰還するプレイヤーは、テントの前の宝石だけでなく・・・

これまでめくった宝石カード上に残ったすべての宝石を山分けできます!

残ったプレイヤーは、1人で探検を続行。プレイヤーが減った分、分け前が増える!

その代わり、こんな感じで障害カードの2枚目が出てきて、せっかく溜めた宝石が全部おじゃんになることも・・・まさに度胸試しです。

2枚目の障害カードを引いた際に、探検中のプレイヤーは宝石をすべて箱に戻さなければなりません。

障害カード2枚で探検終了!となったら、そのうちの1枚をゲームから除外します。

次ラウンド以降、その障害カードの危険度がやや下がるというわけです。

このように5ラウンドを繰り返し、より多く宝石を持ち帰ることができたプレイヤーが勝ちです。

ちなみに、↑の写真に映っている遺跡カードは、5点~12点の価値があります。
ラウンドごとに1枚ずつ山札に混ぜます。

ラウンドを追うごとに5点・7点・8点・10点・12点と、高得点の遺跡カードが山札に混ざっていきます。

遺跡カードは「1人だけ帰還カードを出したプレイヤー」が持ち帰ることができます!

複数人で帰還を選んだ場合は持ち帰ることができません。
また、遺跡カードが残ったまま障害カード2枚で探検が終了すると、その遺跡カードはゲームから除外しなければいけません。

遺跡カードを巡って帰還タイミングをうかがうのも、なかなか熱い戦いです。

ミニ拡張①:イベントカード

ミニ拡張は、ゲームにお好みで混ぜて遊べます。

1つ目は、イベントカードです。
9枚の中から5枚をランダムで選び、ラウンドごとにオープンします。

より多くの宝石を持ち帰れるチャンスができたり、その逆に宝石が持ち帰りにくくなったり、などなど、特殊ルールが追加されます。

毎回の探検に変化が生まれて、良い味変になります。

ミニ拡張②:おせっかいカード

通常は探検続行カードと帰還カードの2択ですが、3択目を加えるミニ拡張です。

おせっかいカードは1回使うと、もうそのゲーム中では二度と使えません。

使う際には、通常の探検続行 or 帰還カードをオープンするタイミングで、おせっかいカードを出しますが、この時に誰か1人、他のプレイヤーを指名しながらオープンします。

指名したプレイヤーが「帰還」を選んでいた場合、そのプレイヤーから宝石を5個ぶんどれます! ただし、帰還を選んでいなかった場合は空振り、なにもなし。

ちなみに、おせっかいを出したプレイヤーは「探検続行」扱いとなり、引き続き山札めくりに戻ります。

おせっかいというよりも、分捕りカード? 横取りカード? というイメージですね。

感想

評価(小箱)8/10

※当ブログのボードゲーム評価基準はこちら

良かった点

  • 全員同時に2択を選択するだけ。気軽に遊べる
  • 3人-8人まで遊べるパーティーゲームとして広く受けやすい
  • 再販されてイラストがとっつきやすくなった
  • 宝石トークンがキラキラして子どももワクワクできる
  • ミニ拡張で味変できる

気になった点

  • 良くも悪くも軽いゲーム
  • 戦略はほぼない
  • 2人だと遊べない

チキンレースの名作。子どもから初心者まで遊びやすい

これまで、軽くて遊びやすいボードゲームとして気になっていましたが、結局今まで遊んだことがなかった名作をようやく手に入れました。

これは確かに面白い!
8人まで遊べるし、パーティーゲームとして持っていて損はないな~という感じ。

危険がいっぱいの発掘探検というテーマどおり、「どこまで進むか、いつやめるか」というスリル満点のギャンブルが楽しめます。

「進む」「戻る」の2択を全員が同時に選んだ後に、探検カードを1枚めくる、そして喜んだりギャーと叫んだりを繰り返すだけなのでプレイは超簡単。1回15分くらいで終わります。

確実に帰還で宝石を増やしていくも良し、なるべく奥まで探検して、宝石を1人占めして一発に賭けるもよし。

キラキラした宝石に子どもも大喜びだし、宝石を三角テントの中に隠すという動作も楽しい。
4歳の娘でも普通に勝てる! 盛り上がりたい時にぴったりなゲームです。逆に言えば、もちろん戦略を楽しむゲームではないのでお気を付けを。

ミニ拡張も良い感じ

ミニ拡張のイベントカードを導入すると、計5回の探検が毎回違った味付けになり楽しい! おすすめです。「今回の洞窟はこんな感じか~」とストーリーが生まれます。

ただ、「おせっかい」ルールはまだやったことないので感想が書けません💦

これまでのバージョンと比べると、「再発掘」バージョンはイラストもすっきりしていてとっつきやすいし、おすすめです。特に、障害カードのゾンビがなくなり、トラに変わったのは良い変更だったんじゃないかな。

販売状況

スリーブ

このゲームで使うカードのサイズは89×64㎜です。枚数は73枚です。
スリーブを節約したい場合、手札として持ったり、出したりと何度も使う「探検続行」「帰還」「おせっかい」の3種類のカード、計24枚をスリーブに入れるだけでも十分だと思います。

ハードタイプ

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ソフトタイプ

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